七夕とは…

 はてなブログはプロ向けに書くつもりだったため

おざなりにし過ぎてこんなにも更新していなかったとは…

 

道教から読み取れる七夕起源

道教では一年を百八十日で区切って前半を陽性原理 後半を陰性原理とする
六月で入れ替わる。七月からは陰性原理が働く、、、ここに陰陽五行思想が入ってくる、

明暗、寒暖、乾湿、日月星辰、天地、男女と相対するものは陽気と陰気に分かれ、この二つの気の働きによって世の中は展開していく、これが陰陽の考え方である。

 

五行は、自然界の組成元素 木 火 土 金 水 からできているという考え方です。陰陽の二気と五行の五を加えると七になる、だから七月七日が男性原理の陽気と女性原理の陰気がクロスする日である、これが七夕なのである。

 

男性原理と女性原理が合わさる、それはセックス、、、陽である牽牛星(けんぎゅうせい)織女星(しょくじょせい)それらが交わるというストーリーが出来上がった!

 

4世紀頃に漢武帝内伝 文芸小説がある、道教的内容である。
武帝が崑崙山で西王母という不老不死の薬を持った神に出会う日が7月7日!

 

唐の玄宗皇帝が寵愛していた楊貴妃を亡くします

そして死んでしまった楊貴妃に驪山の離宮で出会う日も7月7日

 

一年の最初の月 一月の真ん中つまり一月十五日、道教では上元といいます。


日本では一月一日が特別視 上元を祝う風習は無い、中国は陰暦一月十五日に上元を祝う、一年の半分経過、陽性原理が陰性原理に変わる、陰暦七月十五日が中元という。

 

京都御所では中元祭があった
中年に品物を送るのは江戸時代から現在はデパートの悪巧みで変わってしまった。

 

秋の実り十月十五日が下元 という
陰暦十月を出雲の国では神在月と呼び、その他を神無月と呼ばれるのも
道教の黄庭経 第十四章 万神、下元(十月十五日)に道君に朝すに基づく。      引用 福永光司

 

どれだけ日本の文化に中国道教が溶け込んでいるのか

そんな七夕が済んんだので季節が大きく変わりますね!!

 

そんな折の京の都は祇園祭、、、、毎年ではありますが街中人人人

 

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